アメリカ人と国際結婚する場合
日本で先に婚姻手続きをする場合
アメリカ人が中長期の在留資格で日本にいる場合、日本で先に婚姻手続きをした方が圧倒的に手続きが早く進みます。
というか、日本の区市町村役場に婚姻届けを提出して日本の法律に則って行われた婚姻手続きはアメリカ国内でも法的に有効な婚姻と見なされます。
アメリカ大使館にも報告的届出をする必要がありません。
アメリカ国籍者との婚姻の証明は日本の区市町村役場でもらう婚姻届受理証明書です。
アメリカ大使館がアメリカの結婚証明書を発行することはありません。
●日本人の必要書類
1.婚姻届
2.印鑑
3.本人確認書類（運転免許証やパスポートなどの写真付のもの）
4.戸籍謄本
●アメリカ人の必要書類
１．婚姻要件具備証明書と和訳（アメリカ大使館又は領事館で発行）
２．パスポート
婚姻要件具備証明書の発行には、大使館に予約を入れてパスポートを持参して行きます。
手数料を支払って即日で交付されます。
これら一式を揃えて居住する役所に提出すれば手続きが完了します。
アメリカで先に婚姻手続きをする場合
アメリカでの婚姻は役所から結婚許可証を取得して、結婚式を行い役所に報告するという流れになりますが、細かな規定は州によって異なります。
アメリカでの婚姻は教会の牧師、裁判所の裁判官など資格のある司会者のもとで結婚式を行い結婚の宣誓をする必要があります。
そして役所からもらった結婚許可証に司会者から署名してもらい、再度その結婚許可証を役所に提出する事で婚姻証明書を発行してもらえます。
●アメリカ人の必要書類
1.出生証明書
●日本人の必要書類
1.婚姻要件具備証明書
2.戸籍謄本
これらを役所に提出して結婚許可証を取得します。
その後は先程の通り結婚式を行い署名してもらい、署名入りの結婚証明証を役所に提出して婚姻証明書を取得します。
その後は日本大使館に報告的届出をする必要があります。
日本大使館に提出する書類は以下のものです。
1.婚姻届（大使館備付けのもの）2通
2.戸籍謄本 2通
3.婚姻証明書 2通
4.婚姻証明書の和訳 2通
5.外国籍(アメリカ人)の配偶者の国籍を証明する書類
国籍を証明するには次のいずれかの書類が必要です。
・婚姻日時点で有効なアメリカのパスポート
・出生証明書の原本1通及び公証付コピー1通
6.外国籍(アメリカ人)の配偶者の国籍を証明する書類の和訳 2通
日本大使館に報告的届出を行ったら婚姻手続きは完了です。
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